内見時のチェックポイント
中古住宅・中古マンションの購入を検討して実際に見に行く際にここはおさえておきたいところをまとめてみました。
アンテナを広げて見てみましょう
内見の大きな目的はここに住みたいなと思うかどうかです。
感覚的な部分が大きいと思いますが細かいところもチェックが必要です。
1.中古住宅の場合
①雨漏りがないか天井をチェック
→雨漏りは建物の寿命を極端に落としますので、雨染みがある場合は現在進行形なのかすでに補修が終わっているか確認が必要です。
②シロアリの被害の有無・点検と定期的に防蟻処理を行っているかどうかチェック
→売主様か不動産担当者に確認
③建具の閉まり具合をチェック
→ふすまを閉めると下は柱と接していても上部に大きく隙間がある場合は建物が傾いて不動沈下の恐れがあります。
同様にクロスが破けているのは一般的に問題がない場合がありますが大きく裂けている場合は建物自体が傾いている恐れがあります。
④建物の保守点検履歴をチェック
→建物は適切に保守点検を行っていると長持ちするものです。例えば、外壁を定期的に塗装しない場合は後から塗装したとしても外壁自体の寿命が極端に落ちますので確認が必要です。
⑤近隣に問題がないかチェック
→お隣やお向かいさんとのお付き合いが良好か売主様に聞いてみるのも大事です。住んでみて「え!」となっては大変です。
以上は売主様が第三者による建物劣化診断(インスペクション)を行っている場合はそれを見せていただくことで客観的にある程度の状況が把握できますので不動産の担当者に確認するのをお勧めいたします。
2.中古マンションの場合
①建物の長期修繕計画がきちんとされているかチェック
→中古住宅と同じく外壁塗装などがきちんと計画され実施しているか、修繕積立金が少ないマンションは毎月の負担が少なくていいなと思う反面修繕計画に支障をきたし大幅に修繕積立金を値上する可能性もありますので注意が必要です。
中古住宅と同じくインスペクションの報告書があれば参考にできます。
尚、以上のチェック項目も内見時に粗探しの様にされると売主様も気分を害されるので、さらりとスマートにされることをお勧めいたします。(詳しくは不動産担当に聞いていただくといいと思います。)